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jQuery API 1.4.4 日本語リファレンス

jQuery API 1.4.4 の日本語リファレンスです。

ソースコードを読み、jQuery JavaScript Library(公式サイト)のドキュメントを参考に解説しました。

全ての解説に、実際に実行できる、わかりやすいサンプルを付けました。
使用する上でのポイントや注意点なども載せていますので、jQueryを使うときには是非参考にしてください。

jQuery API 1.4.4 全一覧

1.4+	1.4 で追加された関数	1.4.1+	1.4.1 で追加された関数
1.4.2+	1.4.2 で追加された関数	1.4.3+	1.4.3 で追加された関数
1.4.4+	1.4.4 で追加された関数

※ 1.4 以前からある関数で、1.4 以降で機能が変更された関数には、上記の印は付いていません。
※ jQuery セレクタ、jQuery イベントオブジェクトは、一番下にまとめてあります。

jQuery 1.4.4 で公開されている、全てのAPI の一覧です。公開されていないものも一部載せています。
「説明を表示」をクリックして、簡易チートシートとしてもどうぞ。

説明を表示

a

add(expr): 要素集合に、条件式にマッチした要素集合を追加します。
add(expr, context): 要素集合に、指定されたコンテキストの条件式にマッチした要素集合を追加します。
addClass(class): 要素のクラスに、指定した CSS クラスを追加します。
addClass(fn): 要素のクラス属性に、指定した関数が返す CSS クラスを追加します。
after(content): マッチした要素の後（弟要素）に、指定した内容を追加します。
after(fn): マッチした要素の後（弟要素）に、指定した関数の内容を追加します。
jQuery.ajax(settings): HTTPリクエストを使用してデータを取得します。
ajaxComplete(handler): Ajaxリクエストが完了した時に実行するコールバック関数を登録します。
ajaxError(handler): Ajaxリクエストが失敗した時に実行するコールバック関数を登録します。
ajaxSend(handler): Ajaxリクエストが送信される前に実行するコールバック関数を登録します。
jQuery.ajaxSetup(options): Ajax通信で使用される共通設定を行います。
ajaxStart(handler): アクティブなAjaxリクエストがない場合に、リクエストの前に実行するコールバック関数を登録します。
ajaxStop(handler): 最後のアクティブなAjaxリクエストが終了する時に実行するコールバック関数を登録します。
ajaxSuccess(handler): Ajaxリクエストが成功した時に実行するコールバック関数を登録します。
andSelf(): １つ前に検索された要素集合に、現在の要素集合を追加したものを返します。
animate(params, [duration], [easing], [callback]): カスタムアニメーションを実行します。
animate(params, options): カスタムアニメーションを実行します。
append(content): マッチした要素の子要素の最後に、指定した内容を追加します。
append(fn): マッチした要素の子要素の最後に、指定した関数の内容を追加します。
appendTo(target): マッチした要素を、指定した要素の子要素の最後に追加します。
attr(name): 最初にマッチした要素の、指定された属性の値を返します。
attr(properties): キーと値のハッシュを、属性に設定します。
attr(key, val): 指定された属性に、値を設定します。
attr(key, fn): 指定された属性に、関数の値を設定します。

b

before(content): マッチした要素の前（兄要素）に、指定した内容を追加します。
before(fn): マッチした要素の前（兄要素）に、指定した関数の内容を追加します。
bind(type, [data], fn): マッチした要素に、イベントハンドラをバインドします。
bind(events): マッチした要素に、指定されたオブジェクトのイベントハンドラをバインドします。
blur(): マッチした要素に、blurイベントを実行します。
blur(fn): マッチした要素のblurイベントに、イベントハンドラをバインドします。
jQuery.boxModel非推奨: ユーザが使用しているブラウザが、現在のページを W3C CSS Box Model に基づいて表示しているかどうかを返します。
jQuery.browser非推奨: User Agentを識別するプロパティを提供します。
jQuery.browser.version非推奨: レンダリングエンジンのバージョンを返します。

c

change(): マッチした要素に、changeイベントを実行します。
change(fn): マッチした要素のchangeイベントに、イベントハンドラをバインドします。
children([expr]): マッチした要素の子要素から、条件式にマッチする要素を返します。
clearQueue([queueName])1.4+: キューにある、実行されていない関数を消去します。
click(): マッチした要素に、clickイベントを実行します。
click(fn): マッチした要素のclickイベントに、イベントハンドラをバインドします。
clone(): マッチした要素を複製します。
clone(true): マッチした要素を、イベントハンドラを含めて複製します。
closest(selector, [context]): 指定された selector にマッチする最も近い祖先要素を返します。
jQuery.contains(container, contained)1.4+: contained（第2引数）要素が、container（第1引数）要素のノードに含まれているかどうかを返します。
contents(): マッチした要素の、テキストノードを含む全ての子要素を返します。
context: jQueryオブジェクトの context (基準となるDOMノード)を返します。
css(name): 最初にマッチした要素が持つ、引数の名前のCSSプロパティを返します。
css(name, fn): マッチした全ての要素に、name のCSSプロパティを fn の値に設定します。
css(name, val): マッチした全ての要素に、name のCSSプロパティを value に設定します。
css(properties): マッチした全ての要素に、key/value 形式のオブジェクトで表されるCSSプロパティを設定します。

d

data([key], [value]): マッチした要素に、任意のデータを関連付けます。
jQuery.data(element, [key], [value]): DOM要素に、任意のデータを関連付けます。
dblclick(): マッチした要素に、dblclickイベントを実行します。
dblclick(fn): マッチした要素のdblclickイベントに、イベントハンドラをバインドします。
delay(duration, [queueName])1.4+: キュー内の関数の実行を遅延します。
delegate(selector, eventType, [eventData], handler)1.4.2+: 後から生成された要素に対しても動的にイベントハンドラをバインドします。引数にセレクタを指定することができます。
dequeue([queueName]): マッチした要素のキューの先頭から、処理を取り出し実行します。
jQuery.dequeue(element, [queueName]): DOM要素に関連付けられているキューの先頭から、処理を取り出し実行します。
detach([selector])1.4+: マッチした要素を削除します。
要素に関連付けられているキャッシュデータやイベントハンドラは削除されません。
die(eventType, [handler]): live() でバインドしたイベントハンドラを削除します。

e

jQuery.each(collection, callback): 汎用のイテレータです。
each(callback): マッチした全てのDOM要素にアクセスし、指定したコールバック関数を実行します。
empty(): マッチした要素の、全ての子要素を削除します。
end(): １つ前に検索された要素集合を返します。
eq(index): 指定したインデックス番号（0 から始まる）の要素を返します。
error(): マッチした要素に、errorイベントを実行します。
jQuery.error(message)1.4.1+: 開発者向けのエラー処理のための共通インターフェースを提供します。標準では、引数をthrowします。
error(fn): マッチした要素のerrorイベントに、イベントハンドラをバインドします。
jQuery.Event(src): jQueryのイベントシステムが提供するイベントオブジェクトを生成します。
jQuery.extend(object): jQueryの名前空間を拡張します。
jQuery.extend([deep], target, object1, [objectN]): オブジェクトを拡張します。
jQuery.fn.extend(object): jQueryオブジェクトの prototype を拡張します。

f

fadeIn([duration], [callback]): マッチした要素をフェードインしながら表示します。
fadeOut([duration], [callback]): マッチした要素をフェードアウトしながら非表示にします。
fadeTo(duration, opacity, [callback]): マッチした要素を指定された不透明度にフェードします。
fadeToggle([duration], [easing], [callback])1.4.4+: マッチした要素をフェードしながら、表示されている場合は非表示に、非表示の場合は表示します。
filter(expr): 要素セットをフィルタリングします。
filter(fn): 要素セットをフィルタリングします。
first()1.4+: 要素集合のうち、最初の要素のjQueryオブジェクトを返します。
find([expr]): マッチした要素の子孫要素から、条件式にマッチする要素を返します。
focus(): マッチした要素に、focusイベントを実行します。
focus(fn): マッチした要素のfocusイベントに、イベントハンドラをバインドします。
focusin(fn)1.4+: 指定したイベントハンドラを、focusin イベントにバインドします。focus(fn) とは違い、バブリングしたイベントも捕捉することができます。
focusout(fn)1.4+: 指定したイベントハンドラを、focusout イベントにバインドします。blur(fn) とは違い、バブリングしたイベントも捕捉することができます。
jQuery.fx.interval1.4.3+: アニメーションのフレームレートを設定するプロパティです。
jQuery.fx.off: アニメーションの有効／無効を切り替えるプロパティです。

g

jQuery.get(url, [data], [handler], [dataType]): HTTPリクエスト(GETメソッド)を使用してデータを取得します。
get(): jQueryオブジェクトが持つDOM要素を配列として返します。
get(index): jQueryオブジェクトが持つ指定されたインデックスのDOM要素を返します。
jQuery.getJSON(url, [data], [handler]): HTTPリクエスト(GETメソッド)を使用してデータを取得します。データはJSONとして評価されます。
jQuery.getScript(url, [handler]): HTTPリクエスト(GETメソッド)を使用してJavaScriptファイルを取得し、実行します。
jQuery.globalEval(code): JavaScript コードを、global コンテキストで実行します。
jQuery.grep(array, callback, [inv]): 配列をフィルタリングします。

h

has(expr)1.4+: 指定されたセレクタもしくはDOM要素が存在する場合に、呼び出し元のjQueryオブジェクトを返します。
hasClass(class): マッチした要素のうち、指定したクラスを持っている要素が1つ以上存在する場合にtrueを返します。
height(): 最初にマッチした要素の、現在の高さを返します。
height(fn): マッチした全ての要素の、CSSの height プロパティを指定した関数の値に設定します。
height(val): マッチした全ての要素の、CSSの height プロパティを指定した大きさに設定します。
hide(): マッチした要素が表示されている場合に表示します。
hide(duration, [callback]): マッチした要素が表示されている場合に、指定された速度で表示します。
hover(over, out): マウスホバー時のイベントハンドラをバインドします。
html(): 最初にマッチした要素に含まれるHTML文字列を返します。
html(fn): マッチした全ての要素に、指定した関数のHTMLを設定します。
html(val): マッチした全ての要素に、指定したHTMLを設定します。

i

jQuery.inArray(value, array): 配列内でのインデックスを返します。
index(subject): マッチした要素から、指定した要素を検索し、そのインデックス番号（0 から始まる）を返します。
innerHeight(): 最初にマッチした要素の、padding を含めた現在の高さを返します。
innerWidth(): 最初にマッチした要素の、padding を含めた現在の横幅を返します。
insertAfter(target): マッチした要素を、指定した要素の後（弟要素）に追加します。
insertBefore(target): マッチした要素を、指定した要素の前（兄要素）追加します。
is(expr): 指定したjQuery表現にマッチする要素があるかどうかを判別します。
jQuery.isArray(obj): 引数が、配列かどうかを判別します。
jQuery.isEmptyObject(obj)1.4+: 引数が、空のオブジェクトかどうかを判別します。
jQuery.isFunction(obj): 引数が、関数かどうかを判別します。
jQuery.isPlainObject(obj)1.4+: 引数が、Object かどうかを判別します。
jQuery.isWindow(obj)1.4.3+: 引数が、Windowオブジェクトかどうかを判別します。
jQuery.isXMLDoc(node): DOM ノードが、XMLドキュメント内にあるか、もしくはXMLドキュメントかどうかを返します。

j

jQuery.fn.jquery: jQuery のバージョン情報を返します。
jQuery(callback): DOM要素の準備ができた時点で、指定したコールバック関数を実行します。
jQuery(elements): DOM要素からjQueryオブジェクトを生成します。
jQuery(expr, [context]): 指定された context から expression を走査し、jQueryオブジェクトを生成します。
jQuery(html, [ownerDocument]): HTML文字列からjQueryオブジェクトを生成します。
jQuery(html, props): HTML文字列からjQueryオブジェクトを生成します。要素の属性をハッシュで指定することができます。

k

keydown(): マッチした要素に、keydownイベントを実行します。
keydown(fn): マッチした要素のkeydownイベントに、イベントハンドラをバインドします。
keypress(): マッチした要素に、keypressイベントを実行します。
keypress(fn): マッチした要素のkeypressイベントに、イベントハンドラをバインドします。
keyup(): マッチした要素に、keyupイベントを実行します。
keyup(fn): マッチした要素のkeyupイベントに、イベントハンドラをバインドします。

l

last()1.4+: 要素集合のうち、最後の要素のjQueryオブジェクトを返します。
live(eventType, [eventData], handler): 後から生成された要素に対しても動的にイベントハンドラをバインドします。
length: 要素数を取得します。
load(url, [data], [handler]): HTTPリクエストを使用してデータを取得し、DOM要素を置き換えます。
load(fn): マッチした要素のloadイベントに、イベントハンドラをバインドします。

m

jQuery.makeArray(obj): 引数を配列へ変換します。
map(callback): jQueryオブジェクトが持つ要素を、指定された関数で変換します。
jQuery.map(array, callback): 配列を、指定された関数で変換します。
jQuery.merge(first, second): 配列を結合します。
mousedown(fn): マッチした要素のmousedownイベントに、イベントハンドラをバインドします。
mouseenter(fn): マッチした要素のmouseenterイベントに、イベントハンドラをバインドします。
mouseleave(fn): マッチした要素のmouseleaveイベントに、イベントハンドラをバインドします。
mousemove(fn): マッチした要素のmousemoveイベントに、イベントハンドラをバインドします。
mouseout(fn): マッチした要素のmouseoutイベントに、イベントハンドラをバインドします。
mouseover(fn): マッチした要素のmouseoverイベントに、イベントハンドラをバインドします。
mouseup(fn): マッチした要素のmouseupイベントに、イベントハンドラをバインドします。

n

next([expr]): マッチした要素の、条件式にマッチする隣接弟要素を返します。
nextAll([expr]): マッチした要素の、条件式にマッチする弟要素を返します。
nextUntil([selector])1.4+: 弟要素（次以降の要素）のうち、selectorで指定された要素までの要素を返します。
jQuery.noConflict(): jQueryによる $ 関数の上書きを元に戻します。
jQuery.noConflict(extreme): jQueryによる $ 関数およびjQuery関数の上書きを元に戻します。
jQuery.noop1.4+: 何もしない、空のメソッドを返します。
not(expr): マッチした要素から、条件式にマッチする要素を除去します。

o

offset(): マッチした最初の要素の、ドキュメントの左上からの相対位置を返します。
offset(coordinates): マッチした最初の要素の、ドキュメントの左上からの相対位置を設定します。
offset(fn): マッチした最初の要素の、ドキュメントの左上からの相対位置を、指定された関数の値で設定します。
offsetParent(): マッチした要素の祖先要素を辿り、position 属性が relative、 absolute、 fixed のいずれかである、最も近い要素を返します。
one(type, [data], fn): マッチした要素に、1度だけ実行されるイベントハンドラをバインドします。
outerHeight([includeMargin]): 最初にマッチした要素の、padding, border を含めた現在の高さを返します。引数に true を指定すると、加えて margin も含めた高さを返します。
outerWidth([includeMargin]): 最初にマッチした要素の、padding, border を含めた現在の横幅を返します。引数に true を指定すると、加えて margin も含めた横幅を返します。

p

jQuery.param(obj, [traditional]): オブジェクトを、URLクエリ文字列の形式でシリアライズします。
parent([expr]): マッチした要素の、条件式にマッチする親要素を返します。
parents([expr]): マッチした要素の、条件式にマッチする祖先要素を返します。
parentsUntil([selector])1.4+: 祖先要素をさかのぼって検索し、selectorで指定された要素までの要素を返します。
jQuery.parseJSON(json)1.4.1+: JSON形式の文字列を、JavaScript オブジェクトに変換します。
position(): マッチした最初の要素の、親要素の左上からの相対位置を返します。
jQuery.post(url, [data], [handler], [dataType]): HTTPリクエスト(POSTメソッド)を使用してデータを取得します。
prepend(content): マッチした要素の子要素の先頭に、指定した内容を追加します。
prepend(fn): マッチした要素の子要素の先頭に、指定した関数の内容を追加します。
prependTo(target): マッチした要素を、指定した要素の子要素の先頭に追加します。
prev([expr]): マッチした要素の、条件式にマッチする隣接兄要素を返します。
prevAll([expr]): マッチした要素の、条件式にマッチする兄要素を返します。
prevUntil([selector])1.4+: 兄要素（前以前の要素）のうち、selectorで指定された要素までの要素を返します。
jQuery.proxy(function, context)1.4+: 特定のコンテキストを保持した関数を返します。
pushStack(elements): 指定された要素集合と、元のjQueryオブジェクトへの参照を持つ、新しい jQuery オブジェクトを生成します。

q

queue([queueName]): マッチした要素のキューを返します。
jQuery.queue(element, [queueName]): DOM要素に関連付けられているキューを返します。
queue([queueName], callback): マッチした要素のキューの末尾に、指定された関数を追加します。
jQuery.queue(element, queueName, callback): DOM要素に関連付けられているキューの末尾に、指定された関数を追加します。
queue([queueName], newQueue): マッチした要素のキューを、指定されたキューで置き換えます。
jQuery.queue(element, queueName, newQueue): DOM要素に関連付けられているキューを、指定されたキューで置き換えます。

r

ready(fn): DOM要素の準備ができた時点で、指定したコールバック関数を実行します。
remove([selector]): マッチした要素を削除します。
要素に関連付けられているキャッシュデータやイベントハンドラも削除されます。
removeAttr(name): 指定された属性を除去します。
removeClass(class): 要素のクラスから、指定した CSS クラスを除去します。
removeClass(fn): 要素のクラスから、指定した関数が返す CSS クラスを除去します。
removeData([key]): マッチした要素に関連付けられているデータを削除します。
jQuery.removeData(element, [key]): DOM要素に関連付けられているデータを削除します。
replaceAll(selector): 指定された内容で、セレクタにマッチする要素を置き換えます。
replaceWith(content): マッチした要素を、指定した内容で置き換えます。
replaceWith(fn): マッチした要素を、指定した関数の内容で置き換えます。
resize(fn): マッチした要素のresizeイベントに、イベントハンドラをバインドします。

s

scroll(fn): マッチした要素のscrollイベントに、イベントハンドラをバインドします。
scrollLeft(): マッチした最初の要素の、現在の左からのスクロール位置を取得します。
scrollLeft(val): マッチした全ての要素に、左からのスクロール位置を設定します。
scrollTop(): マッチした最初の要素の、現在の上からのスクロール位置を取得します。
scrollTop(val): マッチした全ての要素に、上からのスクロール位置を設定します。
select(): マッチした要素に、selectイベントを実行します。
select(fn): マッチした要素のselectイベントに、イベントハンドラをバインドします。
selector: jQuery オブジェクトの要素集合の生成に指定された、セレクタ文字列を返します。
serialize(): form要素をシリアライズし、application/x-www-form-urlencoded形式の文字列で返します。
serializeArray(): form要素をシリアライズし、配列で返します。
show(): マッチした要素が非表示の場合に表示します。
show(duration, [callback]): マッチした要素が非表示の場合に、指定された速度で表示します。
siblings([expr]): マッチした要素の、条件式にマッチする兄弟要素を返します。
size(): マッチした要素の数を返します。
slice(start, [end]): マッチした要素から、指定された範囲の要素を返します。
slideDown([duration], [callback]): マッチした要素をスライドダウンしながら表示します。
slideToggle([duration], [callback]): マッチした要素をスライドしながら、表示されている場合は非表示に、非表示の場合は表示します。
slideUp([duration], [callback]): マッチした要素をスライドアップしながら非表示にします。
stop([clearQueue], [jumpToEnd]): 実行中のアニメーションを停止します。
submit(): マッチした要素に、submitイベントを実行します。
submit(fn): マッチした要素のsubmitイベントに、イベントハンドラをバインドします。
jQuery.support: ブラウザがサポートする機能に関するプロパティを提供します。

t

text(): マッチした要素に含まれる文字列を返します。
text(fn): マッチした全ての要素に、指定した関数の文字列を設定します。
text(val): マッチした全ての要素に、指定した文字列を設定します。
toArray()1.4+: jQueryオブジェクトが持つDOM要素を配列として返します。
toggle([duration], [callback]): マッチした要素が表示されている場合は非表示に、非表示の場合は表示します。
toggle(switch): true が指定された場合は表示、false が指定された場合は非表示にします。
toggle(fn, fn2, [fn3, fn4,...]): マッチした要素がクリックされる毎に、指定された順にイベントハンドラを切り替えて実行します。
toggleClass(class, [switch]): 要素のクラスを切り替えます。
toggleClass(fn, [switch]): 要素のクラスを、指定した関数が返す CSS クラスで切り替えます。
trigger(type, [data]): マッチした要素に、指定されたイベントを実行します。
triggerHandler(type, [data]): マッチした要素に、指定されたイベントハンドラを実行します。
jQuery.trim(str): 文字列の先頭および末尾の空白を除去します。
jQuery.type(obj)1.4.3+: オブジェクトのJavaScriptにおける組み込みクラス名に関連した文字列を返します。

u

unbind([type], [fn]): マッチした要素から、指定されたイベントハンドラを削除します。
undelegate(selector, eventType, [handler])1.4.2+: delegate() でバインドしたイベントハンドラを削除します。引数にセレクタを指定することができます。
jQuery.unique(array): DOM要素配列から、重複している要素を除去します。
unload(fn): マッチした要素のunloadイベントに、イベントハンドラをバインドします。
unwrap()1.4+: 親要素を削除します。

v

val(): 最初にマッチした要素の value プロパティの値を返します。
val(fn): マッチした全ての要素の value プロパティに、指定した関数の値を設定します。
val(val): マッチした全ての要素の value プロパティに、指定した値を設定します。

w

width(): 最初にマッチした要素の、現在の横幅を返します。
width(fn): マッチした全ての要素の、CSSの width プロパティを指定した関数の値に設定します。
width(val): マッチした全ての要素の、CSSの width プロパティを指定した大きさに設定します。
wrap(wrappingElement): マッチした要素を、指定したHTMLで囲みます。
wrap(fn): マッチした要素を、指定した関数が返すHTMLの構造で囲みます。
wrapAll(wrappingElement): マッチした要素全体をまとめ、指定したHTMLの構造で囲みます。
wrapInner(wrappingElement): マッチした要素の子要素全体を、指定したHTMLで囲みます。
wrapInner(fn): マッチした要素の子要素全体を、指定した関数が返すHTMLの構造で囲みます。

jQuery セレクタ

#id: 指定されたid属性値の要素にマッチします。
*: 全ての要素にマッチします。
:animated: マッチした要素のうち、アニメーション実行中の要素を返します。
ancestor descendant: 要素ancestorの子孫要素descendantにマッチします。
:button: type属性が"button"のinput要素、及び、button要素にマッチします。
[attribute]: マッチした要素のうち、指定された属性が定義されている要素を返します。
[attribute=value]: マッチした要素のうち、指定された属性名の値が、指定された文字列に等しい要素を返します。
[attribute!=value]: マッチした要素のうち、指定された属性名の値が、指定された文字列と異なる要素を返します。
[attribute^=value]: マッチした要素のうち、指定された属性名の値が、指定された文字列で始まる要素を返します。
[attribute$=value]: マッチした要素のうち、指定された属性名の値が、指定された文字列で終わる要素を返します。
[attribute*=value]: マッチした要素のうち、指定された属性名の値が、指定された文字列を含む要素を返します。
[attributeFilter1][attributeFilter2][attributeFilterN]: マッチした要素のうち、指定された全ての属性フィルタを満たす要素を返します。
:checkbox: type属性が"checkbox"のinput要素にマッチします。
:checked: チェック状態の要素にマッチします。
.class: 指定されたclass属性値の要素にマッチします。
:contains(text): マッチした要素のうち、指定された文字列を含む要素を返します。
:disabled: 無効状態の要素にマッチします。
element: 指定されたタグ名の要素にマッチします。
:empty: マッチした要素のうち、子要素（テキストを含む）を持たない要素を返します。
:enabled: 有効状態の要素にマッチします。
:eq(index): マッチした要素のうち、指定されたインデックス(0から始まる)の要素を返します。
:even: マッチした要素のうち、偶数番目(0から始まる)の要素を返します。
:file: type属性が"file"のinput要素にマッチします。
:first: マッチした要素のうち、一番最初の要素を返します。
:first-child: マッチした要素のうち、それぞれの親要素に対する最初の子要素の場合、その要素を返します。
:gt(index): マッチした要素のうち、指定されたインデックス(0から始まる)より大きいインデックス番号の要素を返します。
:has(selector): マッチした要素のうち、指定されたセレクタにマッチする子孫要素を持つ要素を返します。
:header: マッチした要素のうち、見出し要素(h1, h2, ・・・)を返します。
:hidden: マッチした要素のうち、非表示状態の要素、もしくはinput要素のtype属性値が"hidden"の要素(<input type="hidden">)を返します。
:image: type属性が"image"のinput要素にマッチします。
:input: input要素、textarea要素、select要素、button要素にマッチします。
:last: マッチした要素のうち、一番最後の要素を返します。
:last-child: マッチした要素のうち、それぞれの親要素に対する最後の子要素の場合、その要素を返します。
:lt(index): マッチした要素のうち、指定されたインデックス(0から始まる)より小さいインデックス番号の要素を返します。
selector1, selector2, selectorN: 指定されたセレクタにマッチする要素すべてにマッチします。
:not(selector): マッチした要素のうち、指定されたセレクタにマッチする要素を除く全ての要素を返します。
:nth-child(index/even/odd/equation): マッチした要素のうち、それぞれの親要素に対する指定されたインデックスの要素を返します。
:odd: マッチした要素のうち、奇数番目(0から始まる)の要素を返します。
:only-child: マッチした要素のうち、それぞれの親要素に対する唯一の子要素の場合、その要素を返します。
:parent: マッチした要素のうち、子要素（テキストを含む）を持つ要素を返します。
parent > child: 要素parentの子要素childにマッチします。
:password: type属性が"password"のinput要素にマッチします。
prev + next: 要素prevと同じ親要素を持ち、直後に隣接する要素nextにマッチします。
prev ~ siblings: 要素prevと同じ親要素を持ち、要素prev以降に出現する要素siblingsにマッチします。
:radio: type属性が"radio"のinput要素にマッチします。
:reset: type属性が"reset"のinput要素にマッチします。
:selected: 選択状態の要素にマッチします。
:submit: type属性が"submit"のinput要素、及び、button要素にマッチします。
:text: type属性が"text"のinput要素にマッチします。
:visible: マッチした要素のうち、表示状態の要素を返します。

jQuery イベントオブジェクト

event.currentTarget: イベントのバブリングフェーズにおける現在のDOM要素です。
event.data: バインド時に渡されたデータです。
event.pageX: イベント発生時の、マウスポインタのドキュメントの左端からの位置です。
event.namespace1.4.3+: イベントの名前空間です。
event.pageY: イベント発生時の、マウスポインタのドキュメントの上端からの位置です。
event.relatedTarget: 発生したイベントに関係する他のDOM要素です。（存在する場合のみ）
event.result: イベントハンドラが最後に返した値です。
event.target: イベント発生対象のDOM要素です。
event.timeStamp: イベント発生時のエポック秒です。（ミリ秒）
event.type: イベントの種別です。
event.which: キーボードイベントで押されたキーのコードです。
event.preventDefault(): イベントのデフォルトの動作を停止します。
event.isDefaultPrevented(): event.preventDefault() が呼び出されたかどうかを返します。
event.stopImmediatePropagation(): イベントのバブリングを停止します。また、呼び出された以降の、バインドされている他のイベントハンドラを実行しないようにします。
event.isImmediatePropagationStopped(): event.stopImmediatePropagation() が呼び出されたかどうかを返します。
event.stopPropagation(): イベントのバブリングを停止します。
event.isPropagationStopped(): event.stopPropagation() が呼び出されたかどうかを返します。