jQuery.each(collection, callback)

解説

オブジェクトもしくは配列の、汎用のイテレータです。

コールバック関数が false を戻すと、イテレーション処理を停止します。
コールバック関数が true を戻すと、以降の処理をスキップし、次のイテレーションを実行します。

jQueryオブジェクトに対するイテレーションは、each(callback) の方が使いやすいです。

引数

• collection
  Array, Object: イテレーション対象の配列、もしくはオブジェクト
  
• callback
  Function: 各プロパティに対して実行する関数
  このコールバック関数には、インデックス(0から始まる)と、現在の内容が渡されます。
  

  function (index, value) {
      index; // インデックス
      value; // 現在の内容
  }
  

戻り値

• Object: オブジェクト

関連

• each(callback)

例

例1:配列の全ての要素の、キーと値を表示します。

$.each(["item1","item2","item3","item4","item5"], function(index, value){
    $("#test1_result").append(index + ":" + value).append("<br />");
})

例2:文字列 "あいうえお" の全ての要素の、キーと値を表示します。
（文字配列とみなし、文字列を構成する各文字にアクセスします。）

$.each("あいうえお", function(index, value){
    $("#test2_result").append(index + ":" + value).append("<br />");
})

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