end() - jQuery API 1.4.4 日本語リファレンス

end()

version 1.0 以降

解説

[検索結果集合の復元]
１つ前に検索された要素集合を返します。

要素集合を変更する関数の後で使用することができます。
要素集合を変更する関数とは、 Traversing関数の、add, andSelf, children, filter, find, map, next, nextAll, not, parent, parents, prev, prevAll, siblings, sliceや、 Manipulation関数の、cloneなどです。

戻り値

jQuery: １つ前に検索された要素集合

例

例1:
(1) まず、id属性値がtestのdiv子要素を選択し、青い枠線を付けます。
(2) (1)の最初の子孫要素を、緑色の背景色にします。end()を呼び出し、(1)の要素集合に戻します。
(3) (1)の2番目の子孫要素を、下線付きにします。end()を呼び出し、(1)の要素集合に戻します。
(4) (1)のp子孫要素を、太字にします。

$("#test > div").css("border", "1px solid blue") // (1)
    .find(":first-child").css("background", "lightgreen").end() // end()で(1)に戻す
    .find(":nth-child(2)").wrapInner("<u/>").end() // end()で(1)に戻す
    .find("p").wrapInner("<b/>");

例1 テスト結果 #test

<div>
    <span>あいうえお</span>
    <span>母音（ぼいん）<span>
    <p>    あか、いえ、うし、えだ、おか        </p>
</div>
<div>
    <span>かきくけこ</span>
    <span>子音（しいん）<span>
    <p>    かき、きく、くり、けいと、こん        </p>
</div>